Admit Interviews

合格者の声 – Road to Success

Anonymous / HBS MBA Class of 2027

都内の国立大学在学中、休学して1年間、英語圏の国へ私費留学。大学卒業後は日本の事業会社に約10年勤務。そのうち直近の約5年間は海外に駐在していました。社費留学生となります。

You grew up in Japan and decided to take a leave of absence to study abroad, how did that impact your career?
私は中学1年生で初めて英語に触れ、中学3年生のときに2週間の海外ホームステイを経験しました。その出来事がきっかけで、海外での生活や仕事に対する漠然とした興味を抱くようになりました。大学3年生の際、休学して1年間私費留学とインターンシップを経験する決断をしました。多様な国籍のルームメイトと共同生活を送り、互いに深い信頼関係を築けたことが何よりの収穫でした。この経験を踏まえ、日本で企業の強みを学び、海外でその強みを活かせる環境を求めて現在の会社に入社しました。実際、海外駐在中には日本で培ったノウハウを存分に活用でき、この目標はひとまず達成できたと考えています。

You had success in Japan and working overseas, why did you think that you need an MBA?
海外駐在先は確かに国際的な環境ではありましたが、同一業界・同一企業の仲間と共に目標に向けて協力するため、国特有の難しさを除けば、案件推進のためのチームワークは比較的スムーズでした。しかし、将来的に、より多国籍な環境や、複数企業の合弁事業などでリーダーシップを発揮するためには、多様な意見やモチベーションを理解・調整する能力が不可欠であると感じるようになりました。そのため、学生同士というフラットな環境で、さまざまなバックグラウンドを持つ仲間と学び合える場を求め、米国MBAの取得を検討し始めました。

What are you expecting the most from HBS?
日常業務ではあまり接する機会のない他業界のケーススタディを、クラスメートや教授と議論することを非常に楽しみにしています。職業柄あらゆる業界の方がお客様になりうるので、さまざまな業界のニーズや抱えている課題を直接学べる点は大変魅力的です。

What was the most difficult part of the application process?
やはりGMAT対策が最も過酷なパートでした。社費留学が決まった2月から本格的に対策をはじめましたが、Round 1に応募するには、8月までに一定のスコアをクリアする必要があり、時間的にも身体的にも大変な負担となりました。EDさんに3月に初回相談をしたときに、「エッセイや面接のことは気にしないで、まずはスコアメイクに全力投球してください」という明確な指針をいただけたのは大変重要なアドバイスでした。幸いなことに8月に受験した3回目のGMATでは最高点を取得できましたが、アプリケーション初期に求められるプロセスの割には、準備全体が非常にストレスフルなプロセスでした。さらに、GMAT Focusという新形式に移行した年であったため、8月以降も自分のスコアが志望校の期待に沿っているかどうかが分からなかったことも、ストレスの要因となりました。

How did Edogijuku help you prepare a successful application?
EDさんにはエッセイの作成や面接練習で大いに助けていただきました。また、EDさんのネットワークを通じて、各校の現役生や同窓生の方々をご紹介いただけたおかげで、キャンパスビジットやOB訪問を通じて各学校の特徴を深く知ることができました。

(1) エッセイ: EDさんはレスポンスが非常に迅速で的確に改善点を示してくださるため、せっかちな性格の私には最高のコンサルタントでした。MBAのエッセイは「いかに要点を絞り、全体的なアプリケーションと一貫性のある内容にするか」が重要となります。私はEDさんとのオンラインセッションとメール相談を併用しながら、何度もゼロから書き直す作業を繰り返しました。Round 1の準備については、課題が発表される7月下旬頃からブレインストーミングを始め、8月からEDさんとの相談を開始し、9月中旬に完成させるというスケジュールで取り組みました。Round 2は課題が事前にわかることもあり、より計画的に準備を進めやすかったと感じます。

(2) 面接練習: HBSの面接に向けて、EDさんとは10回以上の模擬面接を実施しました。HBSの面接は面接官がアプリケーションを詳細に読み込んで臨むため、私のバックグラウンドを熟知しているEDさんとの練習は非常に効果的でした。また、面接の日程予約についてもEDさんから適切なアドバイスをいただいたことで、戦略的に計画を立てることができました。

Do you have any advice for future applicants?
未熟な私がアドバイスを差し上げるのは恐縮ですが、リーダーシップ・チームワーク・国際経験などのキーワードに関連する学生生活や実務経験を、少なくとも2つ以上意識的に積んでおくことをお勧めします。業務経験は「盛る」ことが難しく、学校側にはエッセイや面接を通じて、リアルな言葉で語られているかどうかはすぐに見抜かれると覚悟しておく必要があります。

本格的なMBA受験が始まると、スコアメイクなどに追われ、新しい経験を積む余裕がなくなります。そのため、受験準備の前に自信を持って説明できるキャリア経験を積んでおくことが大切だと思います。MBA受験は大変ですが、プロの面接官に自分の歩んできたキャリアや選択について真剣に聞いてもらえるという、とても貴重な経験が出来ます。将来を考えるうえでもMBA受験は学びの多いプロセスですので、是非頑張ってください!

PE / Stanford GSB 2026

新卒で東京の投資銀行に3.5年、ロンドンのアクティビストファンドに2年、現在は東京のPEファンドに1.5年程勤務しています。退職して2024年9月からStanfordのMBAに行く予定です。

We talked and you reminded me that you contacted me first in 2018. How did you maintain your motivation for such a long time?
Edに最初にリーチアウトした2018年当時は新卒2年目で、ロールモデルかつメンターの方がWharton出身でいらしたので、漠然とMBAに興味を持っており、その方にEdを紹介してもらいました。

その後、仕事が忙しかったり何度か転職を挟んだりして受験を中断しておりましたが、アクティビストファンドやPEファンドでの勤務を通じて、このままグローバルなキャリアを続けるのであれば英語力や社内外のコミュニケーションスキルなどこのままではいけないという危機感が頭の中にずっとあったので、2023年に一念発起して受験しました。

I think that Stanford values your passion and purpose and you came up with a unique plan based on your past experience. Can you share about this point?
Stanfordのエッセイのお題に「What matters most to you and why?」がありますが、私は主にアクティビストファンドでの経験についてアピールしました。

以前勤務していたアクティビストファンドでは日本のmiddle capの上場企業に投資し、株主の立場から企業を変革するための提案活動をしており、投資家と企業が協働する友好的なエンゲージメントを通して企業価値が向上することにやりがいを感じていました。一方で、敵対的なエンゲージメントに発展することもあり、そこでは自身の提案の引き出し・対人能力など自身の課題や急成長しているアクティビスト業界の課題も見つかりました。エッセイにはこのようなアクティビストとしての経験を詰め込みました。

エッセイには「受かるためのエッセイよりも自分が納得できることを書こう」と割り切って思いの丈を綴ったのですが、受験戦略上でもアクティビストファンドでの勤務経験が他の受験生と被らないという点では効果がありました。また、アナリストとして投資やCxOクラスとのエンゲージメントを主導する経験を沢山積めたこともユニークなプロファイルに貢献したと思います。

As a private sponsored person moving to a new company it is challenging to get recommendation letters, an important part of the process, can you give some advice about this important point?
2023年にMBA受験を決意したときには、新しい会社に入ってまだ一年も経っていない状況で、成果も残せていなかったので、推薦状を今の会社から貰うことは考えていませんでした。

代わりに、投資銀行時代のWharton出身のメンターの方と、アクティビストファンド時代のイギリス人の上司にお願いしました。二人とも複数のプロジェクトで一緒に働いたことがあり、公私共に私のことを良く知ってくれていたので、自分でも気づいていなかったエピソードやアピールポイントを教えてくれたことで、アプリケーションがより立体化したのと、よりauthenticになったと思います。二人とも仕事が立て込んでいる期間においても、8行分の推薦状を出してくれたので、信頼関係のある方に推薦状を依頼できたことでとても安心しました。

English is a challenge, particularly for the person who grew up only in Japan and particularly for the interviews. You worked hard to breakthrough and show your authenticity in the interview, can you share some insights?
出願プロセスの中でも、インタビューが最も苦手意識があったので、出願後から短期集中で2ヶ月ほど入念に練習しました。個々人で効果的なやり方は違うと思いますが、以下が私の対策方法です。

まず、どの学校でも聞かれる可能性が高いオーソドックスな自己紹介や志望理由等はスクリプトを書き出して流暢に話せるまで覚えました。スクリプトはEdにも送って短い時間でアピールポイントが伝わるかを確認しました。

その上で、カウンセラーもしくはEdが紹介してくれた友人と毎日少なくとも2時間(土日などは3時間以上)ZOOMで模擬インタビューを行い練習しました。最初は回答が出てこず沈黙の時間もありましたが、徐々にアドリブ力やもともと作成していたスクリプトからの調整力、なにより自信がつきました。

また、学校によってインタビュアーや質問形式が異なるため、インタビューの招待がきた学校は傾向をよく把握して対策しました。例えば、Stanfordは行動質問という形式 (tell me a time when you made an impact in your team、等)だったので、回答に使いたいエピソードのスクリプトを作って対応しました。

インタビューに万全の体制で臨めるよう配慮してくださった職場のチームの方や毎日一緒に練習をしてくれたカウンセラー・友人には本当に感謝しています。

What was the most difficult part of the application process?
インタビューが最も苦手なプロセスでしたが、それ以外の点ではGREのスコアメイクが大変でした。仕事を容量良くこなせるタイプではなく、出願するまでは職場には受験することを伝えていなかったので、週末にパートナーに家のことを任せてカフェで纏まった時間を取って勉強しました。結果的にGREのスコアはあまり良くなかったのでtipsなどは共有できないのですが、苦手意識がある方は時間をかけて取り組まれることをオススメします。

How did Edogijuku help you prepare a successful application?
Edには受験プロセス全体においてメインカウンセラーをお願いしていました。

各学校のカルチャーやカリキュラムの知識・在校生や卒業生のネットワークなど、Edのところには情報や人が集まっていて、受験期間を通して沢山情報をいただきました。

エッセイでは、まず書きたいように書かせてくれた上で、パーソナライズドなアドバイスをくださいました。決して自分のコメントを押し付けるのではなくて、一緒に議論して決めるEdのスタイルが自分が納得するエッセイを書きたいと思っていた私にとってはぴったりでした。また、Edは昼夜問わず、締切直前までレビューしてくれました。

特にEdに依頼して良かったなと思うのは、インタビュープロセスです。学校からインタビューに呼ばれずお祈りメールが来たり、インタビューでの回答がなかなか上達しなかったりすると落ち込むこともあったのですが、EdがメールやZOOMで励ましてくださったおかげで毎日コンスタントに練習することができました。また、Stanfordのインタビュー対策については、Stanfordのインタビューが一番最後だったのにも関わらず、面接の一週間前になってもエピソードやスクリプトが固まらず焦燥感でいっぱいだったところ、Edが毎日2-3時間程練習に付き合ってくださって、深夜にスクリプトをレビューしてくださったことで、何とか形にすることができ、当日は自分らしく臨めました。

Do you have advice for future applicants?
受験期間はスムーズにいかないことが殆どだと思いますが、最後まで走り抜ければ結果がついてくるはずなので、諦めずに頑張ってください…!

VC / Chicago Booth 2026

https://www.linkedin.com/in/ryutaro-nojima-35aba7aa/

私は中学卒業まで日本で育ち、その後高校・大学とアメリカで8年間生活をしていました。アメリカでの就職も考えたものの、結果的には新卒で日系証券会社の投資銀行部門に入社をし、その後ベンチャーキャピタルに転職をしています。

You have an interesting career from investment banking to venture capital and now you are thinking of the MBA, can you share about how the MBA will enhance your future career?
投資銀行時代(セルサイド)にはMBAを取得することによるバリューを明確に理解していなかったので、正直どちらかというとMBA不要論側の人間だったのですが、ベンチャーキャピタル(バイサイド)に来てその考えが180度変わりました。特に人と人でビジネスを行う業種だからこそ、コミュニティを広げることが成功につながると思ったからです。

MBAを取得することは世界で活躍する様々な人材プールに対してアクセスを得ることができるということで、それは使い方や広げ方によっては社会人としての2年の経験よりも圧倒的に幅広く密なものであり、唯一無二な無形資産であると考えています。

まだ入学前ですが、既に日本人で海外MBAに挑戦する優秀な同級生やChicago Boothの卒業生の方々・同級生とネットワークを構築できており、これだけでも価値があるのではないかと実感しています。最終的には人と人との信頼と関係性でビジネスが行われるということをバイサイドで実感したので、将来もMBAの2年間で作り上げたネットワークを最大限に活かしたいと思っています。

You have international experiences and networks as well as finance skills, what are you looking forward to the most about ~ MBA?
今後世界で活躍するビジネスリーダー達と友達になり切磋琢磨するのも楽しみにしていますし、新しい自分にも挑戦したいと思っています。確かに大学時代でも米国大学で多国籍の友人を作ることができましたが、MBAは更にビジネスリーダーを目指す人々が集まってくる場所です。MBAのネットワークは学部とは全く違うと思いますし、更に価値がある場所であるという確信をしています。新しい自分に関しては、社会人という身から一度学生に戻ることで、大学院生というリスクフリーな立場でしかできない色々なことを大学内で挑戦したいと思っています。例えばアメリカでのインターン・学内起業・新しい分野での勉強・趣味の拡大、、などを現時点では想定しています。

What was the most difficult part of the application process?
もちろん、まずはMBA受験の登竜門であるGMATの点数をとることではあるのですが、、それを除けば、なんで自分はこのタイミングで2年を費やしてMBAに行きたいのかを言語化してそれをしっかり魅力的なストーリーに整理するところに一番苦労しました。

How did Edogijuku help you prepare a successful application?
エッセイ:
私がEdに連絡をしたのはGMATの点数が取れた7月後半でした。そこから9月初旬から中旬のR1に向けてタイトなスケジュールにも関わらず、一番難しかったWhy MBAやPost MBA Goalのストーリーを構築する部分について、0からサポート頂きました。日によっては、エッセイに手をほとんどつけずに、まずは私の頭の中にあったぼやっとした将来の夢をEdがワードに落とし込むというようなこともありました。それをベースに一緒に考えながらディスカッションをしてエッセイに落とし込んでいく作業もEdがいてよかったなと思っています。また、各学校の特徴に合わせて微調整をしていく職人芸的なところもEdの経験の多さに助けられました。結局はIt is your own storyではあるものの、それを最大化してくれたと思っています。

インタビュー:
私は高校と大学でアメリカにいたので、特に英語を喋ることに抵抗はありませんでしたし、準備していない突然の質問が飛んできても一定程度メッセージを伝える英語力はありました。その上で、Edから紹介してもらった他のMBA受験生と友達になることができたことは非常に大きな収穫でした。MBAを目指す優秀な仲間と一緒にインタビューの練習をすることで新しい気付きもありましたし、お互いを褒めあってコメントなどを出し合うことで、自分のストーリーや話し方に非常に自信がつきました。インタビューは回数を重ねることももちろんですが色々な人にストーリーを聞いてもらうことがインタビュー成功の近道なんじゃないかと思います。

Do you have advice for future applicants?
私は早期の段階から色々な人にReach outして情報を収集ができていなかったことを反省しているので、受験を決断したタイミングからMBA受験の辛さや有益な情報を共有してくれる同胞やMBAに既に行っている先輩/各校のAlumni/在学生にReach outをするのがいいと思います。加えて、学校サイトよりもYouTube動画からの情報の方が役に立ちましたし、それよりも在校生と話す方が更に情報の密度やクオリティに差があるなと思いました。私でよければいつでも相談に乗るので気軽にLinkedinで申請頂ければと思います。

最後に、MBA受験はTOEFL/GMATの勉強を始めてから結果出るまで1年以上かかるプロセスでもあるので、感情の起伏はあります。特にGMATの点数が出ない中で自分が本当にQualifyしているのか疑うこともあると思いますし、合格が出るまでは不安しかないと思います。(私もGMATのMockを受けてやばい点数だった時は家で泣きそうでした笑) 大学時代にまさか将来MBAを目指すなんて思っておらずにGPAがボロボロだった私でもTop SchoolとよばれるMBAプログラムに受かることができたので、まずはとにかく自信を持つことから始めてください!

“If you can dream it, you can do it” – Enzo Ferrari
Wishing you the best of luck!!

Anonymous / CBS 2026

都内の国立大学を卒業後、大手重電・IT企業で4年半勤務。官公庁向けのシステム開発保守を担う部門で経理業務に従事。この間に結婚し、義父から事業承継のオファーを受け、転職を決意。転職先のFamily Business(中小食品メーカー)で約5年勤務。1年工場農園、2年半営業、残りは米国子会社。

Why did you think that it was the right time to pursue an MBA?
3つ理由があります。まず、5~10年後にはFamily Business中小食品メーカーのトップになる予定です。社長になる前に、リーダーとして備えておくべきソフトスキルや社内各部門が担う機能について、基礎を広く学んでおきたいと考えました。

また、後継者不在の食品メーカーを買収して本業との相乗効果を生み出すことを、将来の成長戦略として考えていました。さらに、サプライヤーの1つが既に後継者不在の状態にあり、5年後には買収する可能性が見えていました。これらが本格的に始まる前の準備として、このタイミングでリスクや方法をMBA Programで学ぶつもりです。

最後に、アメリカでのネットワーキングです。現在、現地の事業が急速に伸びています。西海岸に事業の基盤がありますが、近い将来、東海岸にも広げていきたいと考えています。このためビジネスネットワークを築くなら日本本社に戻る前の今しかない、と思っています。

What are you looking forward to the most about Columbia?
クラスメートやアラムナイとの交流です。CBS、特にJ-termにはFamily Business出身者が世界中から集まりますし、各業界のプロフェッショナルたちとの交流を通じて私のFamily Businessの可能性や将来の戦略について、学び、Feedbackをもらい、卒業後に相談できるコミュニティを期待しています。

The process is a long process, what did you learn the most about the process?
1つ1つの努力の積み上げが大切なことは確かにその通りなのですが、個人的には全体のスケジュールを意識して、テストスコア、面接の感触、各学校の合否にできるだけ一喜一憂しないことが重要かと思います。私はR2で7校出願して全て不合格またはWaitlistでした。R3以降で出願した4校からは全てオファーをいただいたのですが、R2の悪い結果をそこまで気にせず、原因分析と改善に集中したことが結果的に良かったのだと思います。

What was the most difficult part of the application process?
面接でした。実はTOEFLやIELTSの各セクションのハイスコアを1度のテストで揃えることが最後までできず、合計スコアは上位校のRequirement下限値に近いものでした。このため、面接で英語力を見られるという意識があり、気負いすぎていたことがR2の悪い結果につながったのだと思います。英語での会話やプレゼンは本来苦手ではないので、しっかり準備したうえで、自然体で面接に臨むようになってからは全て順調に進みました。

How did Edogijuku help you prepare a successful application?
Essayと面接対策で大変助けていただきました。R2までは他のカウンセラーに、Essayのアイディア出しなどでお世話になっていました。面接練習から少しずつEdさんのセッションをお願いしたのですが、それ以前にお世話になったカウンセラーよりも的確かつ各学校の特色に合わせたアドバイスをいただけるので、R3以降はEdさんメインで進めました。特にCBSのEssayと面接対策は、強力にサポートしていただき無事合格できたので、大変感謝しています。

Do you have advice for future applicants?
2つあります。1つは常に冷静にPositiveに、です。出願のプロセスは、誰にとっても大変厳しいものだと思います。仕事、家庭、テスト、Essay、面接など、いくつも並行しなければならない時期が続きます。結果が伴わないとつい怒りや悲しみといった感情にとらわれそうになると思いますが、冷静に次のステップやリカバリーの手段を考えることが、最終的に良い結果につながると思います。

もう1つは、自分の頭でよく考え、自分自身のキャリアやユニークポイント、Why MBA、Why this schoolなどを自らの手でまとめ上げることだと思います。出願の過程で、多くの卒業生、在校生、他の出願者と交流し、カウンセラーからも貴重なフィードバックをもらうと思います。もちろんその過程は1人ではできませんし、私自身、多くのサポートしてくれた皆さまに本当に感謝しています。ただ、さまざまな話のなかで、自分に合うものと、魅力的に聞こえるけれども自分には合わないと思うものを明確に判断することをおすすめします。カウンセラーとの対話でも、正直に自分の意見をぶつけ続けることが最終的には合格への近道だと私は思っています。

これから出願する皆さまのご成功を心の底から祈っております!

Anonymous / Consulting CBS 2026

You have a career in the public and private sector - why did you think that you needed to go overseas for the next step in your career?
一番の理由は何より、学生の頃からずっと留学してみたいと思っていたからです。日本国内で生まれ育ち、海外経験と言えば大学時代の数週間のサマースクールやボランティア活動のみであり、長期で海外に滞在したことはありませんでした。キャリア面では、元々は国際機関でいつか勤務したいと思っていました。公務員になったのも、「人事異動で将来的には国際機関に勤務できそうだったから」という点が大きかったです。今でも国際機関で働いて国際公務員になりたい気持ちはありますが、まずはグローバルな環境でプロジェクトを遂行する能力を身に着けるのが先だと思いました。現職ではそれが難しかったために、MBA留学を通そうと考えました。

難しいのは百も承知ですが、アメリカ就職し、いずれは国際機関やゲイツ財団のようなソーシャルインパクトに重きを置く組織で働きたいというのが夢です。ただ、まずは仕事を得るのが一番大事なので、就活では広めに見る予定です。

You were thinking of the specialty masters and the MBA, why did you decide to go to the CBS MBA in the end?
これは正直いまだに後ろ髪を引かれています…(笑) というのも、アメリカ就職や私の興味関心的には恐らくnon-MBAプログラムの方が向いているように今でも思っています。

ただ、non-MBAとMBAの双方に合格してからキャンパスビジットや在校生とより深くコミュニケーションを取ったのですが、non-MBAで私が出願した学校は、特定の国籍や似たようなバックグラウンドの人が多く(non-MBAで専門領域向けの修士号なので当然なのですが)、また学部卒業後すぐに進学する人が多く、「人の多様性」という観点で「面白み」に欠けるなと思った次第です。何より、カリキュラムが私が学びたいと思っていた内容と少し齟齬があることが合格後に分かりました。MBA受験と並行してnon-MBAについて調べていてあまり調査に時間を割いていなかったことや、MBAより断然情報が少なく情報収集が上手くできてなかったことが原因です。

これは私が受けたnon-MBAのプログラムの選び方が良くなかったと今になって思います。多分、別のnon-MBAプログラムに出願し合格していれば、そちらに進学していた可能性は正直大きいです。

このような状況下ではありますが、CBSを選んだ理由は、NYという立地とCBSのリソースです。

NYでは毎日のようにキャリア・ビジネスを含めたあらゆるイベントが開催されており、2年間の留学期間で見聞きできるものが一番多いと感じました。また、CBSにも多種多様なクラスが取り揃えられており、自分の学びたい内容に沿って組み合わせることが可能(であろう)なのが魅力でした。non-MBAで学びたいと思っていた内容も、多少は包含できるかなと考えた次第です。

一方、直近年のCBSは他M7やM7以外の学校と比較しても、就職実績は良くないです。同じNYでもコーネルの方が実績は高く、また会話した雰囲気を踏まえると、教授やキャリアセンターのサポートもCBSよりコーネルの方が充実しているように感じました。この点は最後までネックになりましたが、やはり全ては自分次第であろうこと、また2年間を過ごすならば刺激が多い方がいいと思い、NY中心地というロケーションと多様なカリキュラムを併せ持つCBSを選びました。答え合わせはこれからですが、選んだ道を答えにしていきたいです。

You grew up in Japan and applying to the MBA overseas is challenging, what was the most difficult part of the application process?
圧倒的に、スコアメイクです。GREを選択しましたが、最後まで低スコアでした。これは私の試験選択ミスなのですが、やはり最初はGMATから始めるべきでした。元々公務員として官費留学を予定しており公共政策を受験予定だったことからGREにしていました。また、体験談を聞くとGMATからGREに切り替える人が多かったので、最初からGREにした方が効率がいいかと思ったのです。しかし、日本で生まれ育ち、英語教育はがちがちの文法教育を受け、元理系で、長文読解が苦手で、英単語の暗記が苦手な人は、まずはGMATを試すべきだと思います。GMATに途中で切り替えようとしたのですが、時間が足りず、心もとないスコアで終わりました。ただ、1年勉強したGREと2週間勉強したGMATのスコア換算がほぼ同じだったので、旧GMATのうちにGMAT対策していれば良いスコアメイクで終われたのだろうか…と今更ながら思っています。試験勉強していても、GREは辛かったのですが、GMATはパズルみたいで楽しかったので、GMATとは相性がよかったのだと思います。CBSにおいては直前にEAに切り替えたのですが、2日の勉強で十分なスコアが出せたので、CBSのスコアメイクは驚くほどアッサリと終わりました。

次に、エッセイです。Why MBA?とWhat is your short-term and long-term goals?が難しかったです。学校によると思いますが、壮大な夢を書いても現実性が無いと捉えられ良くないと聞いたので、なるべく現実性のある夢を見るのが大変でした。元々short-term goalは前述のとおりアメリカ就職で記載していましたが、現実性を持たせるために日本就職かつ現実的な職に変えました。多分、Stanford等の夢を持つことを良しとする?学校のアプリケーションでは話は異なると思いますが、他のMBAでは現実的なエッセイの方が(就職実績を気にしているので)ウケが良いのかなと推測しています。

インタビューはあまり苦労しなかったです。モックインタビューもあまりせず受けたところもありますが、インタビューに呼ばれた学校からは全て合格を頂けました。IELTSのスピーキングスコアは6.5でスピーキングは弱い方ですが、インタビュアーはほとんど在校生or卒業生であり、試験ではなく会話なので、落ち着いて自信ありげに見せて、時に冗談をいったりして、楽しく話すのがいいのだろうと思いました。スクリプトは用意した方がいいと思います。読み上げではなく、あくまでキーワードやフレーズが英語で咄嗟に出てくるようにするためです。いくら楽しそうに話していても、単語選択が不適切であれば、それだけで空気が微妙になってしまうので…。

How did Edogijuku help you prepare a successful application?
もうこれは書ききれないくらい沢山サポートしてもらったのですが、簡潔に記載します。

まず、そもそもエドには受験が始まる前から、アメリカ就職を見据えた場合のキャリア選択面でアドバイスをもらっていました。MBA受験が本格化してから色々な方とアメリカ就活についてのコーヒーチャットをしましたが、エドのアドバイスを踏まえて色々と考えておいてよかったと改めて思いました。

そして受験が始まってからも、各セッションで私のWhy MBAの深堀やShort-term and Long-term goalsの整理を手伝ってもらいました。夢は風呂敷を広げればどこまでも広くできるのですが、現実性を持たせることも大事だ、というアドバイスを踏まえて、落としどころを見つけました。

また、インタビューでは過去の受験生の記録やインタビューの傾向を共有してくれたので、とても助かりました。私がインタビューの練習をほとんどしなくてもインタビュー実施校に全て合格できたのは、これが最大の勝因です。

仕事や家庭の事情で時間が取れない中でいかに効率的に準備するかは、情報の有無に左右されます。エドからは長年の経験や広範な受験者・アルムナイネットワークから数多くの情報を共有してもらえました。(もちろん、入念に準備するのが一番いいのですが、私は燃料切れしてしまいました。エドの情報が無ければ不幸な結果になっていたかもしれません。)

Do you have advice for future applicants?
まずはスコア!です。私はスコアが悪かったせい(だと思っています)、GREで出願したM7は不合格でした。CBSはEA受験だったので合格できたと思っています。エッセイや自己分析も夏前からちょこちょこ始めても良いかもしれませんが、優先度はスコアが断然先です。スタート地点にすら立たせてもらえなかった学校もありました。また、スコアメイクは最後まで諦めないでほしいです。私はIELTSも全然結果が出なくて、R2の〆切1週間前に受けたIELTSで初めて7.5を記録し、喜び勇んでそのまま出願しました。学校による奨学金の審査でもスコアは大きく影響するので、私費生の方は特に真剣に取り組んでください。

また、コーヒーチャットも遠慮せず、どんどんお願いした方が良いです。最初の心のハードルは高いですが、日本人サイト経由でお願いすれば、驚くほど温かいサポートをしてくれます。奨学金の獲得方法なども私は在校生の皆さんからアドバイスを頂けました。おかげで、合格校の半分からは奨学金を貰えました。私費の方は財団の奨学金申請などもあり、準備が大変だと思いまが、大学からの奨学金は結構な額が貰えることも多いので、是非狙ってほしいです。

学校選択の観点からは、MBA合同説明会が夏頃にいくつか開催されますが、広く参加しておくといいと思います。

MBAかnon-MBAか、という観点も持っておいた方が良いと思います。海外就活されたい場合は、non-MBAで専門性を研いで就職し、外貨を稼いだ後に1年制やExective MBAでMBAを取得するのでもいいかもしれません。そちらでもトータル費用は通常のMBA進学と変わらない可能性もあります。non-MBA→海外就職(外貨で稼ぐ)→1年制orEMBAという視点は、受験終了後のキャンパスビジットでとある在校生の方が教えてくれた視点でしたが、私が受験生活の中で持っておきたかった視点です。話を聞く限り、海外就活は専門性が無いと本当に厳しいと感じています。(専門性があっても留学生はビザの問題で厳しいですが…。)

皆さんの大きなチャレンジが成功されることを心から願ってます!

Trading company / Stanford MSx 2025

You are working in a really exciting area of AI and data analytics now and why did you think it was the best time to study at Stanford MSx?
私は2017年頃にMBAに出願したいと考えEdにも相談していましたが、自分の中でのwhy MBAが確立できておらず、出願を見送った経緯があります。自分のキャリアが進み世の中におけるデジタル技術の活用がより重要になっていく中、幸運なことに職場でもAIやデータ分析関連のプロジェクトに従事することが多くなり、より明確なキャリアゴールが想像できるようになったことからスローンプログラムへ出願を決めました。

What was the most difficult part of the application process?
StanfordのEssay、"What matters most to you"には苦戦しました。自分の原体験や転機と言えるような経験を書き出し自分が納得するまで何度も書き直してからEdに見てもらいましたが、最終的に出願したEssayは(コアとなるメッセージは同じですが)一人で書いた内容の1-2割しか残っていません。
今思えば、もっと早くEdからアドバイスを貰えばよかったと思います。個人的な内容に踏み込むEssayなだけに自分らしさにこだわっていたのですが、Admission officeの人が見る以上、成功しやすい「型」があるのは事実だと思います。Edは読んでいて分かりにくい部分を指摘し具体的にどう直すべきかの例を示してくれたり、成功しやすい「型」の事例を具体的に示してくれたので、それらの具体的な指針に基づき内容の大幅な再構成をすることができましたし、それがStanford合格の理由の1つになったと思います。

Do you have advice for future applicants?
私が後悔しているのは、Edにもっと早く相談しなかったことです。私は自分でApplicationを一度完成させたいと思い1st Draftに数ヶ月かけたのですが、もっと早期にEdに相談しフィードバックを得ながらどの様にApplication全体を構成するか考えておけば、数十時間は効率化できたと思います。
一方で、Edと相談しながらある程度の水準に達成したならば、そこから先はEdに頼るよりも、これで落ちても自分が後悔しない内容に本当になっているのか自問自答し修正を繰り返すべきなのだと思います。
私はChat GPTなどのAIサービスを用いながら書くべき内容のブレストをしたり英文添削をしていましたが、(当然からも知れませんが)合格する日本人のApplicationデータを一番多く持っているEdの回答が最も参考になりました。

Consulting / Columbia MBA Class of 2026

国内の大学卒業後、新卒でコンサルティングファームに入社し4年勤務中。趣味は観劇で、歌舞伎を中心に文楽、バレエなどここ2-3年は毎年120公演近く足を運んでいます。また、同じ趣味の話し相手が欲しかったことから、勤め先の上司・同僚や友人向けに歌舞伎鑑賞会の企画も行っており、気づけば延べ150名以上を歌舞伎公演に連れていくなど、仕事以外は観劇に費やしています。

Many people from your background pursue business school degrees, but you had a clear purpose. Can you share your passion and purpose?
大学卒業後働き始めた際には、仕事と趣味を完全に別物だと考えていましたが、過労により休職を経験した際に「命を削って働くなら好きなもののために貢献したい」という気持ちが芽生えました。と同時に、好きな歌舞伎役者の1人が現在10歳(といってもすでに芸歴8年の立派な歌舞伎役者)なのですが、彼が60代70代となり芸の円熟味を舞台の上で見せてくれるまでの間、歌舞伎が多くのファンを惹きつけてやまないだろうか?今後確実に日本の人口が減る中でどう歌舞伎を盛り上げられるだろうか?という大きな問いが私の中で浮かんでいました。

一方アメリカの舞台芸術界に目を向けると、公的資金に頼らずビジネスの力を上手く取り入れ発展してきた歴史があります。もちろん文化・土壌の違いもあるため日本で同じことが全て出来るということにはならないと思いますが、先の問いに対する答えを考える上で一度日本の外で学ぶことが役に立つのではないかと感じたこと、また一旦仕事から離れ自分が将来どう舞台芸術に貢献できるのか?貢献したいのか?をじっくり考えたいという想いも強くなり、留学しようと考えるに至りました。

上記の経緯を踏まえ、私にとって留学の目的は以下3点です。
1:MBAの授業において、アート業界で実践されるビジネス手法についての学びを得ること
2:MBA以外の授業において、芸術家の卵や日本文化の研究者と交流し、歌舞伎の価値の源泉や自身の舞台芸術界への貢献方法を多面的に考えること
3:先進的な舞台芸術業界でのインターン機会を獲得し、1だけでは見えてこない、アメリカの舞台芸術界発展の要因を掴むこと

Due to your goal you prioritized one “dream” school. Can you explain this strategy and why you chose R1 for your target school?
単願理由:留学を漠然と考え始めたものの、歌舞伎や文楽など日本でしかできない観劇が趣味なので、一定期間を日本国外で過ごすという選択肢が無条件に良いものとは捉えていませんでした。また私が最も好きな歌舞伎役者は現在80歳と、芸道の精進の末にたどり着いた一つの到達点を目撃できる貴重な期間が留学時期にあたるので、前述の3つの目的を満たす学校のみ受験しようという結論に至りました。

各学校のリサーチを進めると
1:ニューヨークのアート業界で働く特任教授が持つMBA授業があること
2:ビジネススクールに限らずアートスクール、日本文化研究でも世界水準であること
3:ブロードウェイやメトロポリタン歌劇場という屈指の舞台芸術界で実際にインターンする学生もいること
と、コロンビアが3つの目的を満たす最善かつほぼ唯一の学校であったため単願を決めました。一方で単願であるからこそ、とにかく自分が満足できるクオリティでの出願・面接を実現できるよう努力することに集中し、その結果は「今ご縁があるかどうか」と捉え、切り離して考えていました。合格すれば「将来の歌舞伎界のためにニューヨークでしっかり勉強してきなさい」ということ、不合格ならば「もう1年日本で観劇生活を楽しみなさい」と天から言われているのだろうなと割り切っていました。

出願時期:自分の満足するレベルでの出願ができるタイミングで出すと決めていました。「この学校は早く出すべき」「本命校はapplicationにある程度慣れてからが良い」など様々テクニックはあるのかもしれませんが、自分ではコントロールができない合否可能性の高低に依拠するのではなく、自分でコントロールできる変数(=テストスコアを上げる、エッセイクオリティを上げる等)に基づいて最も後悔が少ないと思う選択を重ねることが重要だと思います。私の場合は幸いにも7月末にスコアメイクが終わり、そこからエッセイを書き始めて満足のいくクオリティに到達出来たので、結果的にround1での出願を選択しました。

What was the most difficult part of the application process?
面接当日のトラブルが非常に辛かったです。私の場合は、面接予定時間を過ぎてもZoomに面接官が現れず、さらにそこから約3日間面接官が音信不通というトラブルに見舞われました。面接に向けて100%の準備が出来ていたと思っていましたが、想定外の出来事に動揺しやすい自身の性格や、時差の都合上日中は面接官から連絡が来ない(けれども連絡が来てないか気になり頻繁にメールボックスを開いてしまう)状況が重なり、心が相当にざわついたまま新日程での面接に臨みました。自分がコントロールできる変数に対して専念することがいかに重要か痛感した出来事でした。

How did Edogijuku help you prepare a successful application?
ドライに書けば、主に3つの観点からEdは「使い勝手が良い」カウンセラーだと思います。
1:これまでの圧倒的な蓄積から、なぜMBAで学ぶのかを考える上での重要なヒントを頂けること
合格実績をご覧いただければ分かる通り、おそらくMBA受験をする/してきた日本人と最も接点が多いカウンセラーはEdだと思います。私は本当にMBAで学ぶ必要があるのか?という問いへの答えに確信を持てていないままエッセイを書き始めましたが、似たような悩みを持ちながらもMBAに進学することを決断した先輩方の思考プロセスを多く共有してくださりました。それらを踏まえて、MBAに行くべきかどうかの判断をより深い次元で判断できたという点で、大変意味のある投資だったと振り返っています。
2:必要なインプットは入るが、無駄な雑音は入らないこと
1に似ていますが、これまでの膨大な経験を基に「今のエッセイのクオリティが高いか低いか」「模擬面接の内容が良いか悪いか」を評価していただけるというのは、非常に信頼でき役に立つインプットでした。受験中には心配しても仕方のない雑音(今年の受験生の属性はXXだからYYすべき、面接案内をもう受け取っている人がいる等々)に気を取られてしまいがちですが、全幅の信頼がおけるカウンセラーからのフィードバックを物差しに、ただひたすら自分のできる準備に専念できる環境を作れればほぼ合格したようなものです。その観点からEdはもってこいのカウンセラーだと思います。
3:非常にテイラーメイドの対応をして頂けること
例えば、面接予定日のちょうど24時間前(=土曜日の朝8時から)に、当日面接を受ける部屋・PCと全く同じ環境での模擬面接を依頼しましたが、Edは快諾してくださいました。Applicationの非常に細かな箇所の相談にも毎回対応頂く等、受験プロセスで生じた不安を私に合った形で解消してくださったことが印象的、かつ大変感謝しています。

Do you have advice for future applicants?
私がMBA受験を明確に決意したのは、留学を終えられた会社の先輩から「後回しにすればするほど留学できるチャンスは減る。だから1%でも留学したい気持ちがあるなら受験してみて、進学するかどうかは受かった後に考えてみたら?」と背中を押されたからでした。受験を決意して以降、本当にMBAへ行くべき理由が自分にあるのだろうかと疑っていた時期もありましたが、特にエッセイを書く段階になると、Edのサポートも相まって自分自身のキャリア・人生について真剣に考える貴重な時間になりました。その意義深さから、私は合否に関わらず受験をして良かったと確信していますし、またキャリア・人生について真剣に考え、MBA生活に求める要素が明確になればなるほど、MBA合格後に与えられる様々な機会に対する優先度が明確になり、結果として今では時間・お金を費やして留学する意義についても確信を持てています。

Consulting / Stanford MSx Class of 2025

私大卒業後、商社で主に事業投資に従事した後に、現職の経営コンサルファームに参画

How did Edogijuku help you prepare a successful application?
エドは、エッセイの問いに対する答えを纏めるためのアイデアや、エッセイのメインアイデアを繋げるストーリー仮説を提供してくれました。
例えば、私がWhat matters most to you, and why?の答えの候補を絞り切れずにいた時、エドは答えの候補とそれぞれの背景を的確に酌んだ上で、それらを一つに纏める解釈や表現の案を提供してくれました。また、WMMWとWhy Stanfordを繋げる上で、WMM、過去のキャリア、将来のキャリアゴール、キャリアパスのメインアイデアを見事に一本に繋ぐストーリー仮説を提供してくれました。
特に、このエドのストーリー構築力の高さは、エドが長年に亘って多くの出願者をトップ校に合格させた支援経験に裏打ちされたものだと思います。

What was the most valuable thing about the Edogijuku Services for your applications?
クライアントの志望校合格を最優先に考えて伴走してくれるエドの姿勢です。
私はWaitlistからの繰り上がり組のため、アプリケーション作成/ インタビュー練習のみならず、Waitlistの追加エッセイ作成、キャンパスビジットでの自己アピール内容の明確化等、通常のサービスラインを逸脱してエドには柔軟に、また長期に亘りサポートいただきました。そんな中でもエドは相談に対していつも真摯に対応してくれると共に、励まし続けてくれました。
最後に合格の連絡をエドにした時、エドは自分のことのように喜んでくれました。感謝の気持ちで一杯です。

Do you have any other advice for future applicants?
私自身全力で挑んでも最初はwaitlistでしたし、最後まで走り切っても志望校とご縁が無い方も多くいるのが現実なので、受験は諦めずに頑張れば何とかなるゲームだとは思いません。
スコアメイクや自分の納得いくエッセイを書くのは合格の必要条件ですが、ご自身がアプリカントプールのどういう猛者達と相対的に比較/ 評価されるのかを一歩引いて想像してみて、その中でどう個性を出して差別化するのかを考え抜くことも重要だと思います。
受験プロセスは心身ともに負担がかかるので、ぜひご自愛も忘れずに取り組まれてください。

Columbia MBA 2026

You have a career in the public and private sector - why did you think that you needed to go overseas for the next step in your career?
一番の理由は何より、学生の頃からずっと留学してみたいと思っていたからです。日本国内で生まれ育ち、海外経験と言えば大学時代の数週間のサマースクールやボランティア活動のみであり、長期で海外に滞在したことはありませんでした。キャリア面では、元々は国際機関でいつか勤務したいと思っていました。公務員になったのも、「人事異動で将来的には国際機関に勤務できそうだったから」という点が大きかったです。今でも国際機関で働いて国際公務員になりたい気持ちはありますが、まずはグローバルな環境でプロジェクトを遂行する能力を身に着けるのが先だと思いました。現職ではそれが難しかったために、MBA留学を通そうと考えました。
難しいのは百も承知ですが、アメリカ就職し、いずれは国際機関やゲイツ財団のようなソーシャルインパクトに重きを置く組織で働きたいというのが夢です。ただ、まずは仕事を得るのが一番大事なので、就活では広めに見る予定です。

You were thinking of the specialty masters and the MBA, why did you decide to go to the CBS MBA in the end?
これは正直いまだに後ろ髪を引かれています…(笑) というのも、アメリカ就職や私の興味関心的には恐らくnon-MBAプログラムの方が向いているように今でも思っています。
ただ、non-MBAとMBAの双方に合格してからキャンパスビジットや在校生とより深くコミュニケーションを取ったのですが、non-MBAで私が出願した学校は、特定の国籍や似たようなバックグラウンドの人が多く(non-MBAで専門領域向けの修士号なので当然なのですが)、また学部卒業後すぐに進学する人が多く、「人の多様性」という観点で「面白み」に欠けるなと思った次第です。何より、カリキュラムが私が学びたいと思っていた内容と少し齟齬があることが合格後に分かりました。MBA受験と並行してnon-MBAについて調べていてあまり調査に時間を割いていなかったことや、MBAより断然情報が少なく情報収集が上手くできてなかったことが原因です。
これは私が受けたnon-MBAのプログラムの選び方が良くなかったと今になって思います。多分、別のnon-MBAプログラムに出願し合格していれば、そちらに進学していた可能性は正直大きいです。
このような状況下ではありますが、CBSを選んだ理由は、NYという立地とCBSのリソースです。
NYでは毎日のようにキャリア・ビジネスを含めたあらゆるイベントが開催されており、2年間の留学期間で見聞きできるものが一番多いと感じました。また、CBSにも多種多様なクラスが取り揃えられており、自分の学びたい内容に沿って組み合わせることが可能(であろう)なのが魅力でした。non-MBAで学びたいと思っていた内容も、多少は包含できるかなと考えた次第です。
一方、直近年のCBSは他M7やM7以外の学校と比較しても、就職実績は良くないです。同じNYでもコーネルの方が実績は高く、また会話した雰囲気を踏まえると、教授やキャリアセンターのサポートもCBSよりコーネルの方が充実しているように感じました。この点は最後までネックになりましたが、やはり全ては自分次第であろうこと、また2年間を過ごすならば刺激が多い方がいいと思い、NY中心地というロケーションと多様なカリキュラムを併せ持つCBSを選びました。答え合わせはこれからですが、選んだ道を答えにしていきたいです。

You grew up in Japan and applying to the MBA overseas is challenging. What was the most difficult part of the application process?
圧倒的に、スコアメイクです。GREを選択しましたが、最後まで低スコアでした。これは私の試験選択ミスなのですが、やはり最初はGMATから始めるべきでした。元々公務員として官費留学を予定しており公共政策を受験予定だったことからGREにしていました。また、体験談を聞くとGMATからGREに切り替える人が多かったので、最初からGREにした方が効率がいいかと思ったのです。しかし、日本で生まれ育ち、英語教育はがちがちの文法教育を受け、元理系で、長文読解が苦手で、英単語の暗記が苦手な人は、まずはGMATを試すべきだと思います。GMATに途中で切り替えようとしたのですが、時間が足りず、心もとないスコアで終わりました。ただ、1年勉強したGREと2週間勉強したGMATのスコア換算がほぼ同じだったので、旧GMATのうちにGMAT対策していれば良いスコアメイクで終われたのだろうか…と今更ながら思っています。試験勉強していても、GREは辛かったのですが、GMATはパズルみたいで楽しかったので、GMATとは相性がよかったのだと思います。CBSにおいては直前にEAに切り替えたのですが、2日の勉強で十分なスコアが出せたので、CBSのスコアメイクは驚くほどアッサリと終わりました。
次に、エッセイです。Why MBA?とWhat is your short-term and long-term goals?が難しかったです。学校によると思いますが、壮大な夢を書いても現実性が無いと捉えられ良くないと聞いたので、なるべく現実性のある夢を見るのが大変でした。元々short-term goalは前述のとおりアメリカ就職で記載していましたが、現実性を持たせるために日本就職かつ現実的な職に変えました。多分、Stanford等の夢を持つことを良しとする?学校のアプリケーションでは話は異なると思いますが、他のMBAでは現実的なエッセイの方が(就職実績を気にしているので)ウケが良いのかなと推測しています。
インタビューはあまり苦労しなかったです。モックインタビューもあまりせず受けたところもありますが、インタビューに呼ばれた学校からは全て合格を頂けました。IELTSのスピーキングスコアは6.5でスピーキングは弱い方ですが、インタビュアーはほとんど在校生or卒業生であり、試験ではなく会話なので、落ち着いて自信ありげに見せて、時に冗談をいったりして、楽しく話すのがいいのだろうと思いました。スクリプトは用意した方がいいと思います。読み上げではなく、あくまでキーワードやフレーズが英語で咄嗟に出てくるようにするためです。いくら楽しそうに話していても、単語選択が不適切であれば、それだけで空気が微妙になってしまうので…。

How did Edogijuku help you prepare a successful application?
もうこれは書ききれないくらい沢山サポートしてもらったのですが、簡潔に記載します。
まず、そもそもエドには受験が始まる前から、アメリカ就職を見据えた場合のキャリア選択面でアドバイスをもらっていました。MBA受験が本格化してから色々な方とアメリカ就活についてのコーヒーチャットをしましたが、エドのアドバイスを踏まえて色々と考えておいてよかったと改めて思いました。
そして受験が始まってからも、各セッションで私のWhy MBAの深堀やShort-term and Long-term goalsの整理を手伝ってもらいました。夢は風呂敷を広げればどこまでも広くできるのですが、現実性を持たせることも大事だ、というアドバイスを踏まえて、落としどころを見つけました。
また、インタビューでは過去の受験生の記録やインタビューの傾向を共有してくれたので、とても助かりました。私がインタビューの練習をほとんどしなくてもインタビュー実施校に全て合格できたのは、これが最大の勝因です。
仕事や家庭の事情で時間が取れない中でいかに効率的に準備するかは、情報の有無に左右されます。エドからは長年の経験や広範な受験者・アルムナイネットワークから数多くの情報を共有してもらえました。(もちろん、入念に準備するのが一番いいのですが、私は燃料切れしてしまいました。エドの情報が無ければ不幸な結果になっていたかもしれません。)

Do you have advice for future applicants?
まずはスコア!です。私はスコアが悪かったせい(だと思っています)、GREで出願したM7は不合格でした。CBSはEA受験だったので合格できたと思っています。エッセイや自己分析も夏前からちょこちょこ始めても良いかもしれませんが、優先度はスコアが断然先です。スタート地点にすら立たせてもらえなかった学校もありました。また、スコアメイクは最後まで諦めないでほしいです。私はIELTSも全然結果が出なくて、R2の〆切1週間前に受けたIELTSで初めて7.5を記録し、喜び勇んでそのまま出願しました。学校による奨学金の審査でもスコアは大きく影響するので、私費生の方は特に真剣に取り組んでください。
また、コーヒーチャットも遠慮せず、どんどんお願いした方が良いです。最初の心のハードルは高いですが、日本人サイト経由でお願いすれば、驚くほど温かいサポートをしてくれます。奨学金の獲得方法なども私は在校生の皆さんからアドバイスを頂けました。おかげで、合格校の半分からは奨学金を貰えました。私費の方は財団の奨学金申請などもあり、準備が大変だと思いまが、大学からの奨学金は結構な額が貰えることも多いので、是非狙ってほしいです。
学校選択の観点からは、MBA合同説明会が夏頃にいくつか開催されますが、広く参加しておくといいと思います。
MBAかnon-MBAか、という観点も持っておいた方が良いと思います。海外就活されたい場合は、non-MBAで専門性を研いで就職し、外貨を稼いだ後に1年制やExective MBAでMBAを取得するのでもいいかもしれません。そちらでもトータル費用は通常のMBA進学と変わらない可能性もあります。non-MBA→海外就職(外貨で稼ぐ)→1年制orEMBAという視点は、受験終了後のキャンパスビジットでとある在校生の方が教えてくれた視点でしたが、私が受験生活の中で持っておきたかった視点です。話を聞く限り、海外就活は専門性が無いと本当に厳しいと感じています。(専門性があっても留学生はビザの問題で厳しいですが…。)
皆さんの大きなチャレンジが成功されることを心から願ってます!